人気の動画配信サービスである「dtv」と「Hulu」を5つの項目で比較してみました。
dtvとHuluを8つのポイントから徹底的に比較をして違いを明確にしています。
動画配信サービスの利用を考えているけれど、違いってよくわかりませんしどれも同じように感じたりもしますよね。
この記事を読み終える頃には、dtvとHuluの違いについてはっきりと把握できるようになっていることでしょう。
これからどちらを利用しようか迷っている方の参考になれば幸いです。
「dtv」と「Hulu」を5つの項目で比較しました!
1.月額料金で比較 | サービスを利用する際の月額料金で比較してみました。 また、ポイントがもらえるかどうか実質の料金でも比較しています。 |
2.無料期間で比較 | 新規登録した際、無料期間があるかどうかで比較してみました |
3.配信数で比較 | 配信されている作品数で比較しました。 |
4.得意ジャンルで比較 | どんなジャンルに強いのかを比較しました。 |
5.同時視聴台数で比較 | 1アカウントの登録で同時視聴できる台数で比較しています。 |
6.画質 | 画質調整の違いを比較しています。 |
7.機能面 | 倍速設定などを比較しています。 |
8.視聴可能デバイス | どのようなデバイスでサービスが視聴できるのかを比較しています。 |
上記の5つの項目で、を比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
1.「dtv」と「Hulu」を月額料金で比較!
※税込み価格 | dtv | Hulu |
月額料金 | 650円 | 1026円 |
月額料金はdtvの方が安くなっています。
月額料金が650円というのは他の動画配信サービスと比較をしても安い部類となっています。
huluは1000円ほどとなっているのでVODの平均的な価格となっています。
両者とも定額見放題サービスとなっていますが、どちらとも追加料金を支払うことで、有料作品をレンタルするサービスもあります。
レンタル料金は作品ごとにも異なりますがおおよそ1000円以内となっています。
月額料金はdtvの方が安い!
2.「dtv」と「Hulu」を無料期間で比較!
dtv | Hulu | |
無料期間 | 31日間 | 14日間 |
無料期間はdtvが31日となっているので、1ヶ月は無料となっています。
huluは14日間となっているので、約半分となっています。
両社とも無料期間内に解約をした場合は料金が一切発生しないようになっています。
無料期間だけを単純に比較をするとdtvの方が2倍近く長く無料期間が用意されています。
月額料金と無料期間だけを比較するとdtvの方が月額料金が約半分で無料期間が約2倍ということになります。
3.「dtv」と「Hulu」を配信数で比較!
dtv | Hulu | |
配信作品数 | 非公開 | 10万本以上 |
ジャンル作品配信数 | ||
洋画・邦画 | 4305本 | 5588本 |
海外ドラマ | 150本 | 569本 |
韓流・アジア | 660本 | 401本 |
国内ドラマ | 301本 | 620本 |
アニメ | 676本 | 1474本 |
※配信本数はU-NEXTが2021年に発表した「GEM Partners調べ」のデータを元に算出した値となっているのでおおよそのため参考数値です。
dtvの配信本数が12万本という情報もありますが、運営元が公式に発表している値ではないので、非公開としています。
ジャンル別の配信数に関してもばらつきがありますが、両社とも上記の表よりは多くなっていると考えられます。
2021年よりも両社ともサービスの品質改善が進んでいるはずなので、配信本数も増えていることでしょう。
ただ、アニメに関して、ドコモがdアニメストアを運営しているのでdtvではアニメの配信を弱めているため配信本数が少ない傾向 となっています。
また、dtvは2.5次元舞台の配信もありますが見放題の作品は多くはなくレンタル作品が多いです。
続いては両社の得意ジャンルを比較していきます。
4.「dtv」と「Hulu」を得意ジャンルで比較!
dtv | Hulu | |
得意ジャンル | 音楽ライブ作品 | 日テレ系、その他各テレビ系、ライブ動画 |
オリジナル作品 | あり | あり |
dtvのサービス自体を運営しているのは大手レコード会社のエイベックス。
そのため、音楽関連の動画にはめっぽう強く、全動画配信サービスの中で一番と言っても過言ではありません。
BTSや3代目J Soul Brothersなどなど多彩なアーティストたちのライブ動画が配信されていたりもするのが特徴。
また、有料ライブも用意されているので音楽が好きな人は思う存分楽しめる内容になっています。
さらに、オリジナル作品も配信されていたり、その他、2.5次元舞台など他社が中々配信していないジャンルがdtvは力を入れています。
対して、huluは日テレの子会社ということもあって、日テレのテレビ番組が一番力を入れています。
例えば、ダウンタウンの笑ってはいけないシリーズが見放題となっているのはhuluだけです。
その他、テレビ番組に力を入れているのでバラエティ番組やテレビ番組の配信が他のVODがよりも多い傾向にあります。
また、dtvほどではないですがライブ動画も用意されていたり、スポーツチャンネルもあるのでスポーツを楽しむことができます。
そもそも、サービス開始当初は元々が海外ドラマに強い動画配信サービスというのもあり、海外ドラマもたくさん配信されています。
とはいえ、唯一韓流ドラマはあまり多くはありません。
記事を書いた時点で、huluではBリーグ、エールディヴィッジ、ジャパンラグビーリーグワン、スケードボード世界選手権2022などが配信されていました。
5.「dtv」と「Hulu」を同時視聴台数で比較!
dtv | Hulu | |
1アカウント共有数 | 5台 | オーナー含めて6人 |
同時視聴可能台数 | 1台 | 1台 |
どちらもアカウントを複数共有できますが、同時視聴ができないようになっています。
そのため、共有してある別デバイスから同時に動画が楽しめないようになっているので、両者とも複数人で楽しむのには向いていません。
また、huluは登録台数に制限はありませんので多くの機器に登録ができますが、同じ時間帯に視聴ができないのでご注意ください。
6.「dtv」と「Hulu」を画質の違いで比較!
dtv | Hulu | |
画質設定の幅 |
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通信量(1時間あたり) |
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※画質ごとのデータは非公表 |
※※通信量は目安なのでお使いの環境によって多少前後します。
dtvの場合はスマートフォン・タブレットにおいては画質を選択して視聴できますが、パソコンからはできないようになっています。(自動選択のみ)
dtvの最高画質はフルHD(1080p)ですが、huluは最高画質が4Kとなっているので、最高画質に関してはhuluの方が圧倒的に良くなっており大きな開きが生まれています。
とはいえ、huluでも4kに対応しているデバイスや作品があまり多くはありません。
通信量もおおよそ同じくらいとなっており、最小の値も同じとなっています。
そのため、スマホなどの普段良く使うデバイスで視聴する際には通信量の差がないようです。
7.「dtv」と「Hulu」を機能面で比較!
dtv | Hulu | |
倍速再生 |
|
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ダウンロード再生 | 可能 | 可能 |
オープニングスキップ | なし | 可能 |
早送り・巻き戻し | 10秒ずつ | 10秒ずつ |
倍速設定に関しては、Huluの方が最大速度が早いです。
また、huluの場合はパソコンで視聴しているときにも倍速の変更ができますが、dtvの場合はスマホアプリで視聴しているときにしか倍速設定ができないのでご注意ください。
Huluの本編スキップ機能便利だけど、FIVE-Oはオープニング聞いちゃう#Hulu pic.twitter.com/PvoSIUBM5o
— Kolu (@kolu0311) September 15, 2021
huluはパソコンでもスマホでも倍速設定ができるようになっています。
また、dtvはオープニングスキップが未実装です。
両社ともダウンロード再生に対応しているので事前にwifiを使って観たい作品を保存しておけば、電車やバス、飛行機などの移動中であっても通信容量を気にすることなく動画が視聴できます。
8.「dtv」と「Hulu」を視聴可能デバイスで比較!
dtv | Hulu | |
パソコン |
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スマートデバイス |
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その他デバイス |
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公式発表されている視聴可能デバイスを比較したところ、少し違うところが見えてきました。
例えば、dtvではひかりTVチューナーに対応していますがHuluは対応していません。
とはいえ、両者とも基本的な王道デバイスには対応しています。
もちろん、パソコンでの視聴にも対応しています。
dtvとhuluはともにアプリもリリースされているので、スマホで視聴する場合はアプリを利用するのが良いです。
「dtv」をおすすめの方はこんな人!
- 月額料金を安く抑えたい
- 音楽系の動画が視聴したい
- ライブ動画を楽しみたい
- アニメをあまり視聴しない人
- dポイントを貯めている方
dtvは月額料金が650円と安くなっているため、毎月の出費を安く抑えた人にはピッタリです。
運営会社がエイベックスということもあってライブ動画が数多くあり、huluをはじめ、他社では視聴できないものが多くあります。
記事を書いた時点で調べたところ、音楽系の動画が3万本以上もヒットしています。
倍速設定ができるのがアプリだけという欠点もありますが、気にならない場合はかなりコスパが良いサービスとなっています。
最初31日間は無料でお試しができるのでどのようなサービスなのか気軽に試せるようになっています。
公式サイト:https://video.dmkt-sp.jp/
「Hulu」をおすすめの方はこんな人!
- 海外ドラマを楽しみたい人
- 韓国ドラマが少なくても平気な人
- 日テレ作品が好きな人
- バラエティ番組を観たい人
10万本以上の動画が見放題となっていますが、それでも月額1026円(税込み)。
元々海外ドラマが多いVODだったのが日テレの子会社となったために地上波の番組も多く配信するようになりました。
huluだけしか配信していない番組も多数ありますし、映画やドラマだけではなくてバラエティ番組も数多く配信しているのも特徴。
初回2週間は無料のため、まずはどのような番組が配信しているのかを気軽に覗く事ができます。
\初回2週間無料/
公式サイト:https://www.hulu.jp/
dtvとHuluの比較まとめ
dtvは月額料金が安く、音楽系の動画が一番多いのが特徴の動画配信サービス。
対して、huluは海外ドラマや日テレ作品を始め地上波の番組が得意ジャンルとなっています。
両社とも映画や国内ドラマなども取り扱っていますが、あなた自身が音楽かバラエティ番組や日テレ作品などの”何が好きか”を基準に選ぶと良いでしょう。
とはいえ、両社とも初回は無料期間がついているので両方とも試して最終判断をするのも良いかもしれませんね。
ちなみに、dtvとhuluだけではくて、dtvとU-NEXTを比較する方も多くいらっしゃいます。
詳しくは『U-NEXT(ユーネクスト)とdtv(ディーティービー)を5つのポイントで比較!違いやどっちが良いかを明確にしました!』
」こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
本作品の配信情報は2023年1月時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。